6V15Wのヘッドライトを明るくする為に、12V化を行いました。
これが発電コイルです。上が点火用（緑配線）、左がウインカー用（青配線）、下がブレーキランプ用（茶色配線）、右が灯火用（黄色配線）のボビンです。
ノーマルは、0.8mmのエナメル線が、12m巻かれていました。
アキバで、PEW 0.9mmのエナメル線を買って来て巻きました。10ｍ売りなので、途中で繋いで18ｍ巻きました。長さは1.5倍だけど、巻き数はそれほどでは無いと思います。正確にはカウントしませんでした。これで巻けるだけ巻いたという状態です。
裏側はこんな感じ。配線の引き回しは、変えてます。各配線は新しく引きなおしました。ＳＱＲ0.75です。
表面が少々デコデコした感じの写真ですが、これは2液のエポキシ接着剤で固めた為です。
エンジンにセットしたところ。今回点火用のコイルからの配線は、2本出しました。一本はキルスイッチ用です。
アイドリング発生電圧は、ウインカー用12V（変更なし）、ブレーキランプ用6V（変更なし）、灯火用7V → 8V でした。電圧上昇は少ししか無いようですが、回転を上げるとかなり急激に発電量が増えるようになりました。エナメル線も太くしてるので、電流値は増えている筈です。
バルブは、Ｍ＆Ｈマツシマの ＰＨ7Ｓ 12Ｖ25Ｗ。両脇は、自作のバルブフランジアダプターです。ＰＯＳＨの補修用バルブソケット（1Ｐc）適合71/スリム＆ショート をバラしたものです。フランジは、32mm径を31mmに削り。ソケット側は、長さを短くして、中央に接点をハンダ付けしました。中にはスプリングを仕込んでいます。
テールも変更。6V4Wから、12V４W（ポジションランプ用 KOITO 1-05）に交換。テールランプも2本のビスを緩めると、この状態になります。下側がテール球、上がブレーキランプ球です。
本当は、ホーンを6Vから12V用に交換するべきですが、まぁ大丈夫でしょう。音は大きくなって普通っぽくなりました。
ライトは明るくなりました！ 25Wなりの感じです。充分でしょう。
2006.7.1作業
この後、他の太さで試してみました。
PEW 0.85mmのエナメル線を20m
PEW 1.0mmのエナメル線を13m
太さ1.0mmが一番明るいですが、大差は無いです。
2008年7月26日 追記
