ガソリンタンクが治ったので、もう一度、本格的にエンジンを組み直しました。短い間でしたが、エンジンを掛けていたので、固着していたピストンピンも、今度は楽に外れました。おそらく適正なオイル量で、無理なく回転したので、きれいになったのでしょう。
クランクは問題なし。気持ちよく回転します。
シリンダです。鋳鉄ですが、砂型は、結構粗いです。
写真で見えてるのは掃気ポート、ガサガサの上にバリがあります。端面もざっくりと切り落とした感じです。
バリ取り、面取りしてエッヂを無くしました。
鋳肌もリューターで研磨してみました。掃気ポート、排気ポートの肌を処理しました。
ポートのタイミングも変えてみたかったのですが、リューター先端が今一届かず断念しました。
ベースガスケットは新品。シリコン系の液体ガスケットを併用。
ヘッドのガスケットは、やはりべスパは無いそうです(^_^.)
一応ヘッドにも液体ガスケットを薄く塗りました。
2004.3.28 作業
1日置いて、ガスケットを硬化させてから試乗しました。
エンジンの掛かりは良い。冷えている時のモタつき感も少ないようです。 で、走り出し……
エンジンの音は良い感じなんですが、今一スピードの乗りが伴わない感じです？
クラッチを再組み立てしたけど異常無し。良く見たらベルトが思いっきり滑ってました。もしやトルクアップに伴わない？
現行強化コックドベルトが必要なようです。
