やっと調子が出たかと思ったら、次なるトラブルです。
ペダルクランクが重くなり、逆方向に回転させると特に「キシキシ」と音をたてます。
クランク部の分解は、まずチェーンを外します。
左クランクの「コッターピン」のナットを緩めます。
そのまま叩くとネジ山が潰れたり、曲がったりするので、当て板（柔らかめの鉄が良いでしょう）をします。
プラハンでは、まず取れないでしょう。これが一撃でいけます。
ただし丁寧に！
クランクとコッターピン。
テーパーの部分がシャフトの平部に勘合します。
クランクシャフトが外れました。
なんと、ただの「丸棒」でした。曲がりを懸念しましたが、そう酷くは無さそうです。
ギア歯数28
ベアリングは無し。樹脂ブッシュです。これでは油が切れると重くなる訳です。
当初は、自転車用の、DURA-ACE のグリスを塗って組み付けましたが、後日少々重さを感じる様になりました。その後、シリコングリスを使用して再組立てをしています。
コッターピンは、外したのと反対側から挿します（あたりまえ）。
ナットで締めるだけだと、緩いし、ピンも折れる（切れる）事が有るので、叩いて嵌めます。（程ほどに）
その後ナットを、締め過ぎに気をつけて取り付けます。
2004.5.29 作業
