走行中、40ポポロンくらいから、ジャラ〜〜ン、、、 と言うような異音が聞こえるようになりました。エンジン部分から聞こえてくるので、またクランクベアリングが逝かれたかと思いました。ところが調べていくと、リアのワンウェイギアでした。
分解には、ピンスパナが必要です。これは、自転車用のPARK TOOL製です。このメーカーの工具は、使い易い！
一気にギア部を取り去った状態です。この部分が、リアハブに結合されてます。上部の切り欠き部分に、ワンウェイクラッチの爪部が取り付きます。右側が爪、左が爪を持ち上げるスプリングが入る穴です。
爪は2つ付いています。
これが外周ギア、内部にワンウェイ用になってます。右上が、玉押し兼用の蓋です。
上から、ワンウェイ用の爪。爪持ち上げ用のスプリング。おそらくリン青銅製。その下が、破損したスプリングです。今回変な音がしていたのは、折れたスプリングが、外周ギア部で遊んでしまったのが、原因かも知れません。
玉押しの当たり調整は、シムで行われています。このギアには、4枚入っていました。整備したら、ラチェット音が、ひっじょ〜〜に小さくなりました！
ギア歯数は18
2006.1.15 作業
本格的に、リン青銅板で作り直す事にしました。
板厚0.2mm、幅7mm、円筒部内径2mm、羽の長さは7mm
「やっとこ」で曲げて、カッターで切り出し、ヤスリで仕上げる単純な手順を粛々と進めました。
2022.5.14 作業
2022.5.14 作業
