ciaoに使うオイルについての考察です（あくまで私の個人的な見解です）
＜ノーマルエンジン＋チャンバー＞
・広島高潤 ひましじゃけん
・Castrol 2TS
＜ボアアップ＋ポート変更＋チャンバー＋ビッグキャブなど＞
・広島高潤 KZフォーミュラ2
・広島高潤 ひましじゃけん
・Castrol
POWER1 2T
少々高くても、良いオイルを入れた方が、カーボン付着などによる不具合などが軽減されると思います。結果的に、エンジンO/Hまでのライフが長くなると考えます。PIAGGIOでは、4000キロごとのエンジンO/Hを推奨している様ですが、これは一般的なオイルを使用した場合、このくらいでヘッドもベトベトと言う事でしょう。
基本的に広島高潤は良いと思いますが，入手が難しい場合が有るのと，上位クラスはピーキーな感じが有りciaoには難しいかも知れません。最近は，ひましじゃけんを使っています（2011.2.1追記）
＜オイルの種類＞
・2ストロークエンジン用のオイルには、分離給油用と混合用が有ります。
・オイルによって、使用燃焼温度域が違います。
＜使用感＞
| 49㏄ノーマル | バルボリン | 製品名失念。車両購入時に一緒に入手したものです。前オーナーから、車両と共に頂きました。混合比も多かった様で、ピストンもシリンダもベトベトでした。 |
| 49cc＋チャンバー | バルボリン | 2％混合は守ったが、ヘッドのカーボン付着などが多い。 |
| 57cc＋チャンバー | Castrol TTS | 間違えて購入。使用エンジン回転数が低いので、燃えきらない。カブり発生。 |
| 57cc＋チャンバー | Castrol 2TS | 安定した印象。普通に使うには宜しいと思います。バイク用品量販店では何処でも手に入るでしょう。ヘッドは少しカーボンぽくなります。 |
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63cc＋チャンバー |
Castrol 2TS | 可も無く、不可も無く。熱ダレなども特に感じません。煙は少々。オイル飛散は、それほど多くは有りません。 |
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63cc＋チャンバー |
広島高潤 トライアル感性 |
2％（1：50）で当初使用。上の回り方が軽くなった。半面、オイル飛散が多く、ハブ、リムなどベトベト状態。低速のカブりも顕著で燃えきらない。メインジェットを＃4落として対応せざるを得なかった。1：60でオイル飛散など幾分改善する。薄めにすると、上の回り方最高！ とにかくフケが軽い！ ciaoのキャブがスロー調整出来ないのが残念です。 |
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63cc＋チャンバー |
広島高潤 KZフォーミュラ2 | 2％で使用。上の回り方は、トライアル感性に一歩譲ります。でも、オイル飛散は少ないし、軽く回る感じは非常に好印象です。燃焼温度的には、このくらいが最低ラインなのかも知れません。私のciaoは、チューン度合いが高い方だと思いますので、このオイルで暫く行こうと思います。 →その後、焼き付き起こしました。開いて見ると、リングのカーボン堆積が非常に多かったです。2.5～3％にすると、アイドリングカブリが出ましたので、スロー側がやはり厳しいようです。 |
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63cc＋チャンバー |
Castrol POWER1 2T |
2％強で使用。2.5～3％でも大丈夫です。回り方は悪くないと思います。アイドリングも大丈夫で、リングのカーボンも多くは無さそうです。2008年6月22日追記 |
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63cc＋チャンバー |
広島高潤 ひましじゃけん |
2％強で使用。多くはしない方が良い感じ。回り方は悪くないと思います。アイドリングは宜しいです。2011年2月1日追記 |
＜感想＞
オイルでこんなにエンジンの印象が変わるのは「目から瓦礫が落ちた」様です！ ←参考
混合燃料である事と、キャブの調整がメインジェットしか無いという、大きな制約が有ります。オイルを選ぶと言う選択は、非常に面白いと思います。値段が高ければ良いと言うものでもない。相性を良く見極める必要があります。
